わが子がいよいよ来年入園…幼稚園を選ぶ時、何を見て判断すればよいか考えてしまいますよね。
私も初めての子ども(長男)の幼稚園選びの際は、たくさんの選択肢に迷ってしまいました。いくつかの幼稚園を時間をかけて見ていく中で、自分の子どもに合う幼稚園と出会うことができ、結果とても良い3年間を過ごすことができました。
選択肢をしっかり見ないと気が済まない性格ゆえ、範囲をひろげかなりたくさんの幼稚園をみた方だと思います。
今回はどういった方法で幼稚園を選んでいったか経験談を記事にします。
まずは候補をリサーチ!
「うちは幼稚園だからまだまだ先…」と思わず、お子さんが小さいうちから意識して情報にアンテナを張っておくと自然と候補が出てきます。
幼稚園候補を挙げるためにしたこと
・地図などで近くの幼稚園を調べる
・自宅近くを走る幼稚園バスをチェック
・子育て支援センターなどで近隣の幼稚園を聞く
・公園や習い事のママ友に聞く
・幼稚園口コミサイトなどで検索
候補を挙げたらその幼稚園のホームページで園庭開放やプレ保育の日程や参加方法を調べます。
よく分からない場合は、電話で問い合わせもしました。(問い合わせの際、あまりご迷惑にならない保育後の時間に電話するようにしました。)
ここまででやっと候補が揃いました。
候補を絞るためにしたこと
・園に直接行って園庭開放、プレ保育、見学会、説明会への参加
・口コミサイトを見てみる
・ママ友や支援センターの先生などに口コミを聞く
幼稚園によっては入園するのが難しい人気の園もあり、プレ保育参加で優先的に入園できたり、申し込みが先着順だったりするので、入園方法も同時に調べたり聞くようにしました。
実際に見ていく中で重視したポイント
園庭の広さ
長男が公園で外遊びが大好きだったので、園庭は広い方がいいなと思っていました。
ただ外遊びを重視したい親御さんで注意したいのが「園庭が広い」=「たくさん外遊びができる」とは限らないということ。中には園庭が広く、遊具もとても充実しているのに、あまり遊ぶ時間をとらない(=教室内でのカリキュラム重視)、外で遊んでもあまり汚れないような遊び方しかさせてもらえない園もありました。可能なら普段の園児さんの園庭での様子がみれると安心です。
お弁当の有無、園内調理しているか
園によってはお弁当持参の日があったりするので、頻度によっては親の負担になってしまいます。また給食も園内調理施設があれば、出来たての温かい給食が食べられます。
アレルギーがあるお子さんはアレルギー対応が可能かも確認が必要です。
バスが近くまで来てくれるか
徒歩で行くには距離がある場合、バスが自宅近くまで来てくれると本当に助かります。通った園は自宅マンション前まで来てくれたので、通いはじめ行き渋った時に、バスの先生にすぐにバトンタッチしていただけて、大変助かりました。
カリキュラムや園の方針、宗教の有無
大きく分けてお勉強重視とのびのび自由遊び重視の二つにわかれるといわれています。
私が選んだ園は長男に合っている自由遊び重視の園でした。お水、砂をつかって泥遊びを自由にさせてもらえ、子どもたちは皆とてもいきいき遊んでいました。なかなか公園ではここまでどろんこで遊ばせてあげられなかったので、ありがたかったです。
カリキュラムの内容も、マット・機械運動を重視している園や、モンテッソーリ教育を取り入れている園もありました。モンテッソーリ教育は興味があり、実施している園のプレ保育に参加しましたが、外で体を動かしたいばっかりの長男には合わず。。
宗教は特にこだわりはありませんでしたが、あまりに宗教色の強すぎる園は違和感があり、「ここの園はやめておこうかな…」となりました。
園庭開放でのお遊戯の時間や、親子でのプレ保育に参加していく中で、子どもの性格に合っているか、親である自分の価値観に合うかをすりあわせていきました。
先生の雰囲気
個人的に特に重視したいなと思ったポイントです。
保育士の仕事の大変さが話題にあがることが多いですが、先生たちも人間なので、先生方の心の余裕が良くも悪くもそのまま子どもたちへの接し方に反映されるだろうなと思います。
先生たちの子どもたちへの接し方、先生たち同士の中の良さ、先生の人数を特に注意してみていました。
私が重視した点以外にあげるとすれば
・保育後の課外教室(習い事)の有無
・服装(制服か自由な服装か、指定のものが多いと費用が高いです)
・延長保育の有無
・園の規模、園児数多いか
・PTAの有無
があります。
個人的に重視した点を書きましたが、正解があるわけではなく、親の価値観や子どもの性格に合う園を選ぶことが幸せな園生活につながります。
長男の幼稚園生活を振り返ると、のびのびと子どもらしい時間を3年間思いっきり楽しめて良かったなと思います。また一方で、お勉強重視の園に通わせた友人のお子さんは「園でお勉強が大変だった分、小学校が楽で楽しい」という意見もあり、そういう考えもあるのかと新たな発見でした。
幼稚園選びは子どもの性格を再認識すること、子育てや教育でどんなことを重視したいかを考える機会でもあります。お子さんと園に足を運んで、お子さんの反応や雰囲気を実際に感じることが大切だなと思います。たくさんの選択肢をみるのは大変でしたが、今では良い思い出です。
良い幼稚園との出会いの参考になればうれしいです。