ユパ様!?いえいえ、ユポ様です。
今回ご紹介する紙は、その名もユポというかわいらしい(!?)名前の紙。
なかなかその名前から想像しがたいかもしれませんが、ユポは「水に強くて、破れにくい最強の合成紙」。
さてさて、どんな紙なのか探ってまいりましょう♪
ユポってどんな紙?
ユポは、雨や水に濡れてもふやけたり、変形や変質することのない、優れた耐水性を持った合成紙です。さらに、引っ張っても破れないという強度も。
普通の紙は、水に濡れるとふやけてしまい、ボロボロになってしまいますが、ユポはそんな心配はご無用!
紙ならぬ神!?紙のレベルをはるかに超えた耐水紙であることから、
・屋外で使用する選挙ポスターやPOP
・自転車や建設現場などのステッカー
・飲食物のラベル
に多く使用されています。
紙なので、インクジェットプリンター(顔料インク、染料インク)で印刷できます。ただし、レーザープリンターで印刷できるユポは残念ながらありません。
ユポってどうしてそんなに強いの?
ユポの最大の強さは、世界各国で特許を取得する独自製法。
ユポは、3層構造にってなっていて、基層を縦と横方向に延伸して成膜しています。つまり、基層で強さを、表層でユポ独自の特性を実現しているため、優れた強度も兼ね揃えているのです。
ユポの強みは6つもある!
1. 雨や水に強い
ユポは、雨や水に濡れても、変形や変質、ふやけたりすることがないほどの優れた耐水性を持っています。耐久性もあり長期間の使用も可能です。
2. 破れにくく丈夫
ユポは、引っ張ったり破ろうとしてもなかなか破れない、期待を超える強度。引っ張り、折り曲げ、衝撃などにも負けないかなりの強さです。
3. 油・薬品にも強い
油、酸、アルカリ、有機溶剤などは、普通の紙なら、とっても苦手な物質。ユポなら触れても、品質の劣化はほとんどありません。
4. エコ
ユポの主原料は炭素と水素。そのため、燃やしたときにも有害物質を発することはありません。また、資源としてリサイクルもできます。
5. 軽い
ユポは、水に浮く軽さで、重量は同じ厚さのコート紙の約2/3。印刷物の軽量化が図れます。
6. 鮮やかで綺麗な画質
ユポは、普通の印刷用紙のように、綺麗な色で鮮やかな印刷ができます。
実は、こんなところで使われています!
下記のような用途でおもに使用されています。
・屋外のポスターや案内板
・選挙ポスター
・屋外のサインシール(工事現場の看板、警告銘板、定格銘板)
・ウィンドウステッカー
・機械に貼り付けるステッカー
・耐水性が求められる商品ラベル
街で見かけるあんなものやこんなものにまで活用されているんですね!
で、実際ユポってどれくらい水に強いの!?
以前に本ブログでもユポの強さを実験しています。
スタッフ渾身の記事!こちらもぜひ合わせてお読みください!
しかもユポだと、耐水フィルムと比較して価格がおよそ半分というコストパフォーマンスの素晴らしさ!
耐水で迷った場合は、ユポも選択肢に入れてみると良いかもしれませんね。
ユポにもたくさん種類があります!
商品に関しては、松本洋紙店内でも特集ページがあるので、参考にしてみてください。
「ユポ特集|水に強くて、破れにくい最強の合成紙」
インクジェット用 ユポタック インクジェット用ユポタックはA4やA3サイズだけでなく、ロール紙タイプのサイズまでご用意しております。 ■スペック 材質:合成紙、基材:0.15mm、厚さ:0.3mm 詳しくはこちら |
ユポタック(裏グレー糊付き) 耐水ユポの裏がシールになったロール紙です。 裏面の粘着部分がグレー色になっているので重ね貼りに最適です。 詳しくはこちら |
ユポロール(耐水) インクジェットプリンター(染料インク、顔料インク)にて簡単に耐水シールが作れます。 染料インクも対応しておりますが、インクの耐水性はテストしてからご使用下さい。 厚み0.12mm(120μm)、0.17mm(170μm)の2種類あります。 詳しくはこちら |
両面ユポロール ユポ「合成紙」の両面仕様のロール紙です。 スミ色が濃くはっきりしているので美しい仕上がりです。一般紙にあるような湿度やインキによる膨潤はありません。また破れにくいので大判出力も安心です。 両面印字しても印字が透けないように加工してあります。 詳しくはこちら |
ユポ・サクションタック 平滑な面に、エアー抜けが良く、貼って剥がせる微吸着シートです。 一般的な粘着シートとは異なり、吸着面にベタツキ感がなく、糊残りしません。 詳しくはこちら |
ユポクロス 平滑な面に、エアー抜けが良く、貼って剥がせる微吸着シートです。 一般的な粘着シートとは異なり、吸着面にベタツキ感がなく、糊残りしません。 詳しくはこちら |